奈々原和葉には血の繋がっていない義兄がいました。正確には生まれは和葉の方が早いのですが、義兄はその事実をスルーしてしまいます。母親の再婚によって出来た兄弟は、和葉とはまるで違うタイプの明るくてお調子者でした。しかも学校が同じで学年も同じ。今までは他の生徒の目に留まらぬようひっそりと生きてきたというのに、目立つ義兄の存在が和葉の生活を侵食してきていました。01more.がお届けします「奈々原和葉の最悪な義兄」は、思春期特有の複雑な少年心を描いた兄弟物語となっています。【作品形式：漫画】

同じ年の義理。学校も同じ、学年も同じだと色々な弊害が…。

奈々原和葉は学校では目立たない存在でした。それを上手く放って置かれていた、と評する彼はそのポジションにいることで、心の平穏を保っていたのです。しかしその均衡は母親の再婚によって出来た義兄の存在によって崩されていきました。和葉よりも生まれは遅いのに兄と言い張る美里は、和葉とは全く違う明るく人好きな性格をしていました。そしてその好意は和葉にも惜しげもなく向けられてきました。兄弟なんだから仲良くしようという美里に対して、放っておいて欲しい和葉。２人はまだ上手く噛み合っていませんでした。





和葉は美里と兄弟になったことによって、自分も少なからず目立つようになってしまった状況を疎んでいました。美里と比べて和葉を暗いと言う男子生徒、美里の情報を得ようと和葉に近づいてくる浅はかな女生徒、それらは全て和葉にとってうっとうしい存在以外の何者でもなかったのです。殊更に人を遠ざけようとする和葉。それでも美里はめげずに和葉と仲良くしようと距離を詰めてきます。美里のことは正直に言って嫌いではない、でも上手くそれを伝えられない和葉。２人のすれ違いは徐々にではありますが、なくなっているようでもありました。そんな中、和葉の大事にしている花壇が荒され、それに激昂した美里は…。「奈々原和葉の最悪な義兄」は単体読み切りの物語です。
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MOKA BLENDがお届けする人気シリーズ『DESTINIES CROSS』から、最新作「カレイドスコープ」をご紹介します。舞台は明治の高級男娼館。オーナーである清音に溺愛されている弟・和音は、そこで三味線弾きの左京と運命的な出逢いを果たします。しかし、和音は兄・清音の『お手付き』。２人の恋には障害が多すぎて…。和音と左京、瑞希などいつものメンバーが勢揃いしていて、ファンの方には美味しい作品となります。ですが、こちらの作品は『DESTINIES CROSS』をご存じないという方にでも、問題なく楽しんで頂ける作品となっていますよ♪明治の古き良き時代の薫りが漂ってくる和装パラレル。ぜひ、楽しんでご覧下さい♪