路上強盗犯の捜索に当たっていた地域課の警察官・来栖大貴（くるすだいき）。彼が右腕に刺青ありとの犯人の特徴と一致した人物―鐘淵征尊（かねぶちまさたか）―を職質した事が２人の馴れ初めでした。近くでタトゥーショップを経営しているという鐘淵は、実際強盗犯とは全く無関係の人間。それから5年後、捜査一課の刑事にまで昇進した来栖は、殺しの現場で身体に刺青を入れた遺体の捜査をする事になります。この事件をキッカケに２人は再度急接近することに…。a bullet.がお届けする「梟と猟犬」は、刑事モノならではの緊張感と疾走感がたまりません。読み切り小話も含めて質・量ともに大満足の作品です♪【作品形式：漫画】

猛禽類と従順な獣…手に負えないのは果たしてどちらか？

来栖と鐘淵の出逢いは約５年前。まだ来栖が地域課の警察官として勤務していた頃、近くで起こった路上強盗犯の容疑者として鐘淵を職質したことがキッカケでした。

 

 

業務を実直にこなそうとする来栖が熱心に鐘淵を引き止めた際、揉み合いとなって、彼のTシャツを破いてしまいます。そして、その破けたTシャツから覗く背中には翼を大きく広げたフクロウの刺青が…。結局彼は強盗犯では無かった為そのまま釈放となったのですが、鐘淵のその強烈な姿は、まるで初恋の記憶の様に来栖の中に強く印象づけられます。

 

 

刑事となって殺しの仕事を担当するようになってからも、彼の事が忘れられず夢の中でまで悶々とした感情を持て余す来栖。そんな来栖の元に、運命の事件が舞い込んできます。河原で見つかった遺体には、無数の刺青が掘られていました。刺青ときて真っ先に鐘淵の顔が浮かんだ来栖は、事件の重要参考人として鐘淵の元を訪れます。実に５年ぶりの再会となった訳ですが、鐘淵の方も来栖の事を覚えていました。事件解決に協力してもらうため、何度も鐘淵の元を訪れる来栖。次第に来栖は、鐘淵に対する気持ちを抑え切れなくなり…！？

 

刑事モノということで王道ストーリーといえばそうなのですが、主人公・来栖と協力者・鐘淵のキャラクターが立っていて物語の設定が生きてきます。鐘淵に想いを抱く来栖の様子は、思春期の乙女のように真っ直ぐで可愛いですよ！男気溢れる大人な鐘淵も、なんだかんだでそんな来栖に振り回されているご様子。このお値段でこのクオリティはお得すぎます。２人の距離が絶妙に縮まっていく様子を、「梟と猟犬」ぜひご自分の目でご確認下さい♪

 
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タイトル	梟と猟犬
ブランド	a bullet.
価格（税込）	216円
発売日	2014年6月8日

 

”犬は犬らしく腰を振っておけ”。そんなドSな…でも不器用な愛情でたっぷり可愛がってくれるご主人様とワンコくんの物語が、海底医務院 がお届けする「香港黒道 迷い犬の憂鬱」！WEB掲載漫画『香港黒道』の番外編となる今作の舞台は香港。そしてマフィア・梁海逸の下で囚われの身となっている警官の黄聡が可愛くて意地っ張りなワンコくんです。今作ではいつもは反抗的なワンコくんが”ある出来事”でとっても可愛い従順ワンコくんに大変身！？