とある工業高校。ここには喧嘩好きの学生が集っていました。例に漏れず三度の飯よりも喧嘩が好きという紀伊宗助も、来る日も来る日も喧嘩に明け暮れていました。本日は同じクラスの甲斐秀平に喧嘩を吹っ掛けますが、彼には断られてしまいます。そんな甲斐は喧嘩三昧の紀伊と比べて、女子に告白されるなど青春を謳歌していました。それが羨ましい紀伊。女子の告白も断った甲斐には、他に好きな人がいると聞いて俄然興味が沸いたようで、何とかその相手を拳で聞き出そうとします。鬼子母神般若ギャルズがお送りします「凶犬乱武」、紀伊は頑なに好きな人が誰か言わない甲斐に対して意地になっていました。【作品形式：漫画】

喧嘩野郎が集まる学校にも咲いた、淡い恋の花

日々そこかしこで喧嘩が行われている学校内で、紀伊も今日の一戦を終えて一息をついていました。クラスの頭になれたかと思った瞬間、今時「頭」という考えがおかしいという横槍が入ります。その言葉を口にしたのは紀伊と同じクラスの甲斐でした。喧嘩上等な紀伊は、早速甲斐に喧嘩を吹っ掛けます。しかし彼は無駄な喧嘩はしない、と紀伊をばっさり切り捨てました。紀伊はその後も喧嘩ばかりの日々を送っていましたが、その一方甲斐は女子から告白されるなど充実した学生ライフを送っているようでした。その場面を目撃した紀伊、羨ましい上、甲斐が他に好きな人がいるというのも気になって何とか意中の相手を聞き出そうとします。


どうしても甲斐の好きな人が気になって仕方がない紀伊。甲斐の以前を知っている学生に訊いても情報はさっぱり集まりません。それならば本人に訊くしかないと思った紀伊は、喧嘩で勝ったらその相手を教えろを甲斐に迫ります。そして勝利した紀伊は甲斐から思ってもみなかった相手のことを聞かされるのでした。



「凶犬乱武」、仲良く喧嘩した後は仲良くじゃれ合う、そんな感じの二人です！

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強いヤンキーと弱いヤンキーが入り乱れる学園漫画「にわかヤン」は鬼子母神般若ギャルズ提供の作品です。風邪と高熱が原因で受験に失敗した黒髪メガネの鈴木有人。彼が入れた高校とは悪名高いヤンキー校でした。３年間なんてあっという間に過ぎると自分に言い聞かせつつも、教室のドアを開けた途端に飛んでくる机。絡んでくる不良。早くも鈴木の心は折れそうになってしまいます。そんな鈴木が考え付いたのは同じ不良の格好をすれば絡まれないはず！というものでした。