「邪神崇拝カルト教団」で育てられた兄弟は、普通の子供とは違った環境で成長していきました。最終的に兄は教主へ、弟はヤクザとなるのですが、おやすみ毛布がお届けする『完全なる一族』では少年期、学生期、青年期とステップを踏んで、二人の成長を描いています。教団の教えを守ろうとする兄と、そんな兄が気に入らない弟そんな二人をつなぐのは、快感！？【作品形式：漫画】

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世界のことは嫌いだ。でも、キモチイイのは…

邪神を信仰する宗教のもと育った冠禅兄弟の兄・世界(セカイ)と、弟・自己(ミオ)。「家族と肉体関係を持つ」という教えのもと育った二人ですが、性格はまるで違います。世界は3代目教主となり、自己は不良。しかし二人をつなぐのは「快感」で、小さい頃から「気持ちいい」「愛し合うのが当然」という感覚とともに生きてきたのが原因でした。しかし世界には、自己が好きすぎるという気持ちがあって…。

出掛けている自己を血まなこで探し、連れ帰った世界。そこには「弟を支配したい」という気持ちがありました。そして自己を拘束し、むち打ちをして気持ちをわからせていくのです。

自己が世界の行為を受け入れるのには、理由がありました。世界は父親からの期待を受け、家や教団に関することを教え込まれていたから。それを「可哀想」と思っている自己ですが、離れないのはそこに「気持ちいい」があるからで…。

小さい頃から「気持ちいい」を共有してきた二人。しかし大人になった自己はヤクザとなっていて、世界や教団への嫌悪感を募らせていました。本編は兄弟のやりとりで終わりますが、後半に収録されているおまけでは、そんな二人のエッチシーンを楽しめちゃいます♡「もしも」という世界線ではありますが、本編終了後、こんな展開が待っていたらと思うと…。

少しダークな設定とギスギスした兄弟の関係に不安を覚えてしまう『完全なる一族』ですが、表面的な感情の裏に隠された本当の気持ちを感じ取ると…。ほんの少し、兄弟のこれからを期待せずにはいられません。

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母が再婚したことによって「柊家の兄弟」となった男子2人。義父の部屋には入ってはいけないと言いつけられていたのですが、ある日弟は兄がその部屋に入っていくのを見てしまいます。その部屋の中では、義父が兄を犯していました。信じられない光景に驚愕し怒りを感じる弟ですが、強大な権力を持った義父に逆らうことは出来ませんでした。彼も兄同様に義父の性玩具にされてしまいます。ポメテオがお送りします「柊家の兄弟」、強制的に兄の中へ挿入させられて「ごめんなさい」と泣く弟を、兄は抱きしめてこう言いました。「巻き込んで本当にすまない」。