ビネツショウネンがお届けするオリジナルBL、黒川×光前後編、まずは「瞬きの間に(前編)」からのご紹介です。黒川は普通の学生生活を送る裏で、手当たり次第に相手を漁っては寝るということを繰り返していました。そこに愛はなく、一度寝た相手と2度寝ることもありません。気まぐれな蝶々のように相手から違う相手と渡り歩く黒川は、どこか冷めた目で男同士の行為を捉えていました。しかしそんな黒川も光からの電話で「おまえの声がききたくて」と言われただけで心が乱れてしまいます。強がってはいても、本当に好きな相手からの一挙手一投足に一喜一憂するのは、黒川とて同じ事でした。【作品形式:漫画】
平穏とはいかぬ黒川と光の学生生活。好きも嫌いも大差なし?
「瞬きの間に(前編)」での黒川と光は高校生です。昼間は学生として普通の生活を送っていた黒川。遅刻してきた同級生の光に巻き込まれて、一緒に先生に怒られてしまいます。体育の時間でもおしゃべりをしていた光他同級生と一緒くたにされて、校庭10週の罰を食らってしまう羽目に。それでも黒川は光が抱えている特殊な家庭事情を知っているため、遅刻を咎めることもなく、休んでいる間にノートを取ってあげたりと、光のサポートを怠りませんでした。そんなある日、黒川と光はホモだという噂がある1年生が苛められている現場に遭遇します。正義漢の光は当然その1年生をかばい、そしてあらぬ噂を立てられることになってしまいました。
光が助けた1年生は、学校内で男漁りをしているともっぱらの噂がある人物でした。その一年生をお姫様抱っこで保健室まで運んでいったため、光は好奇の目線に晒されてしまいます。ホモは気持ち悪い、頭が病気など好き勝手を言っている同級生の心無い発言の数々は、黒川に向けられているものでもないのに、黒川の心にも突き刺さってきました。ホモが一般の生徒の目にどう映っているか、まじまじと思い知らされた黒川は、その鬱憤を晴らすかのように、今日も今日とて男を漁ります。そんな黒川の元にかかってきた電話は、純粋に、ただ黒川の声をききたかったという光からのものでした。
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タイトル | 瞬きの間に(前編) |
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ブランド | ビネツショウネン |
価格(税込) | 864円 |
発売日 | 2007年12月27日 |
ゲイ×ノンケを描くビネツショウネン作の「背中あわせの君のとなりに」です!黒川と光が高校生時代の同級生達と同窓会に招待されました。行く気になっている光とは逆に、気乗りがしない様子の黒川。昔話に花を咲かせる気はないようです。光は同級生数名が黒川に会いたがっていると伝えますが、黒川は出るならば自分と光の関係を同窓会でバラすと言い出します。それでも構わないという光に対して、黒川は冗談だと言いました。しかし彼の不機嫌さは隠しきれておらず、光は気になってしまいます。