-港から棺が届いた。この島に住む少年は、大体が「魔女の城」で生まれた赤ん坊、ごくまれに「外」からくることもあるという-アンリは、外から来た少年・ダナーシュに興味を持ちます。事件に巻き込まれ、身体的にも精神的にもボロボロになったダナーシュは死にたいとこぼしますが、アンリはそれを否定します。chichansがお届けする「死の島1棺の話/2言えない話」は、ノスタルジーな魅力がつまったオリジナル作品です♪【作品形式：漫画】

美しく、強い。孤島に住む少年達のお話。

女性と見紛うような美しい容姿の少年ばかりがいる孤島・”天使の島”。そういった趣向を持つ男性が通う”娼館”です。そんな島に、珍しく棺に運ばれて”外”の世界から少年がやってきます。島で売れっ子の少年・アンリは、外からやって来たその少年に特別な興味を示し始めます。外から棺に運ばれてやってきた少年の名は、ダナーシュ。事件に巻き込まれ身体も心もズタボロだった彼は、自ら”死にたい”、”殺してくれ”と見舞いにきたアンリにこぼしますが、アンリはそれをキッパリと否定します。

人生に絶望し、他人や世界に無関心気味だったダナーシュですが、アンリを含め個性豊かで美しい青年達に囲まれて、少しずつ心境に変化が現れ始めます。娼館で働かざるを得ない一風変わった環境に居ながらも、健全さを失わない少年達のアンバランスな心境も奥が深いです！

アンリも、ダナーシュと接する時に起こる、お客さんと接する時とはまた違った感情に悩まされることになります。美少年だけの孤島での出来事を描いた作品「死の島1棺の話/2言えない話」を見て、美少年達の嘆美な世界観に酔いしれて下さい♪

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時は明治。貿易商を営むアダムスは、闇市場で見かけた男色浮世絵に一目で心を鷲掴みにされてしまいました。苦悶の表情を浮かべる青年は、数多の男を魅了し、アダムスもまた例外ではありませんでした。この男を手にしたいという欲望は膨れ上がる一方です。この絵のモデルとなった男を切に求める、狂おしい思いを抱えながら、アダムスはその行方を追いかけます。E-mon企画が和の雰囲気を盛り込んで描いた「乱れ灯籠 陰菊 上巻」、１人の男性求めて狂い惑う２人の男の物語をご覧下さい。