美しい絵で魅せるSILVERBLOODさん発のサーティースリーズ・セブンティーンは、33歳童貞青年同士の恋愛を描くちょっと切ないピュアラブ・ストーリー作品です！この齢になるまで誰とも付き合った経験の無い主人公・春。飲食店で働く彼はオシャレメガネの似合う万年草食男子です。手を繋いだ事くらいはあるかもしれないけれど、キスも知らないしその先は夢のまた夢。このまま一生童貞のままで終わっちゃうのか…。30歳を超えた辺りからそんな事を思い始めていた春。しかし、そんな彼はある出逢いで変わります。お昼時の公園で偶然出逢った鵜野くん。煙草を吸う姿に一目惚れをした春はなんとかきっかけを見つけてご飯友達にまでこぎつけました。しかしその先の一歩を踏み出す勇気がどうしても持てず……？【作品形式：漫画】

俺の事どう思ってるかなんて、まだ聞く勇気が無い……

絶賛片思い中の鵜野くんが同い年の33歳だと知った春。鵜野くんはスーツと煙草の似合う渋い青年。凛々しい眉と黒々とした髪が男らしくて素敵ですね！そんな鵜野くんにもっと近づきたい、もっと近くで、あわよくば……と思う春ですが、やはりその勇気がなかなか出ません。

童貞で一生を終えるのかと諦めていた事に比べれば積極的になったとは思うのですが、愛しいからこそ壊れるのが怖い春。今日も悶々としながら鵜野と昼食時間を過ごしているのですが……？

過去の自分にとっては考えられない大胆な行動…飲食店で働くユミちゃん(♀)に相談するなんて事もしてみました。自分の気持ちを素直に伝えればいいですよ。冷やかしながらも教えてくれたユミちゃんの言葉が春の脳裏をよぎります。でも、春はなかなか踏み出せません。もし、ダメだったら？思いつめる春戸惑う鵜野くん。もしかすると、彼は何かに勘付いたのかもしれません。 上の空の春に呼びかける鵜野くん。そして、彼の口からこぼれたのは「好きな人いないの？」の言葉で……？

春は動揺します。どうしよう……！！！迷う春。しかし、彼の口から飛び出したのは純粋な、飾り気のないありのままの言葉でした！まっすぐに、ただまっすぐな春の告白に思わず目を見開く鵜野くん！果たして、春の淡い恋の行方は……！？

▼ゲームセンターで遊ぶふたり。仲良さ気に遊んでいますが、これはまさか……！？

▼「最悪だ…」そんな事を思う春の眼からは涙…！この涙の意味するものは……！？