主人公のりおちゃんは元気で明るくて可愛い女の子。ある寒い冬、彼女は新しい兄弟の誕生を今か今かと待っていました。しかし、家に帰ってきたお父さんの顔は少し寂しそう。実は生まれた男の子はとても身体が弱くって…。さちみん工房がお届けする「雪がやんだら」は、障害をもった子を兄弟にもった子の心に迫るヒューマンドラマです♪【作品形式：漫画】

生まれてきたのは、とても身体の弱い男の子でした。

主人公のりおちゃんは、元気で可愛い女の子。しかし、彼女が今か今かと待っていた弟は、とっても身体が弱く生まれてきてしまいました。保育器の中でたくさんのチューブに繋がれて、ようやく息をしているようなか弱い弟に、自分の弟が他の子とは違っているという事実を確認させられるりお。そうしてりおは、そんなか弱い弟を、姉としてしっかり守っていこうと心に決めます。

どうしても手のかかってしまう弟に、母親はつきっきりでの看病。父親は余計と仕事を忙しくさせます。体育祭でもお家の人が来られないこともしばしば。りおは寂しさを押し殺して、努めて気丈に明るく振る舞います。そんな生活を数年続けていくのですが…。

「雪がやんだら」は、難しい問題を正面から描いたお話。いい子を演じてしまうからこそ、言いたいことが言えなくて苦しくなってしまう経験はきっと誰にでもあるでしょう。自分らしく生きていくことの大切さを改めて感じることのできる、とっても泣けるストーリーです♪

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さちみん工房がお届けする「花人の記 壱」は、万竜屋一の女郎・夜桜太夫として成功した少女・りんを描いた物語。天女を拝むような姿と評判の彼女は、近々政財界一の財閥に身請けされることになり、貧しかった幼少時代に想いを馳せることに…。どんな屈強にも負けず、自分の強い意志で現実と向きあい生きていく彼女の姿には、感動させられること間違いありません。