こんにちは、うらおとめ編集の小野です。今回は、作り込まれた心打つストーリーが魅力的なサークルitoshikiから、「同じ世界を見ていた 上」、「同じ世界を見ていた 下」をご紹介します♪思春期の青臭い感情に、若干のエロスが入った甘酸っぱい作品。ちょっと自分の青春時代を思い出しました。こんな絵に描いたような青春なんて送る相手がいなかったですけどね。なんてコトは置いておいて、誰でも若かったあの頃に立ち返ったような気持ちで読めちゃいます。心打たれる感動のラストシーン、お手元にハンカチもご用意下さい♪

あらすじ

矢野冬馬と高倉冬樹は幼なじみ。しかし成長するに連れ、幼い頃は考えなくても良かった色々なコトに振り回され、冬馬が冬樹に対して強い劣等感を抱えるようになってしまいます。努力家で成績抜群、優秀な一高に通う冬樹に対して、格下の三高に通う冬馬。それに拍車をかけるように、生徒会に入ってますます忙しくなる冬樹。すれ違いが続く関係に、軋んでいく心を押さえきれなくなった冬馬は…。

おすすめポイント

誰もがある程度抱える劣等感。特に、多感な思春期にこのブラックホールに吸い込まれてしまったら落ちるところまで落ちてしまうかも…。「同じ世界を見ていた 上」の主人公・矢野冬馬はまさに今、そんな劣等感の塊を抱いている男子高校生です。彼の幼なじみ、高倉冬樹は成績優秀で将来を期待されている真面目な優等生。中学を卒業した彼は、地元で有名な進学校・一高に合格して通っています。一方冬馬の方は、一高に比べるとレベルの低い三高に合格して通っていました。進路が離れてしまってからも、ご近所さんの２人は駅までの道を２人で登下校します。幼い頃と何も変わらない風景を、いつまでも仲良く…。しかし、現実はいつまでも彼らを子供のままにはしてくれません。

昔は一緒に居るだけで楽しかったのに…。成長するに連れて、成績や進路など、考えなくてもよい周りの評価が気になってしまいます。心が純粋で素直な冬馬は、そんな周りの評価に振り回されいつしか”自分には何もない”という強い劣等感を抱いてしまうようになります。さらに、冬樹が生徒会に入ってからは拍車をかけるように一緒にいる時間も減っていきました。冬樹の前で背伸びをしているのは辛い…悲鳴をあげる心をごまかし続ける冬馬。

そんな冬馬の前に、素の自分を受け入れてくれるハル先輩が現れ…。さらに大学の先輩とのディープなキスを体験するなど、心身ともに荒んでしまう冬馬。大好きな親友のコトを思うが故に、自分を安売りして過ちを犯してしまう冬馬クンはとってもけなげです♡果たして、そんな彼の心の叫びに冬樹は気付いてあげることができるのか！？

登場人物たちそれぞれの葛藤に、胸が打たれる熱いストーリが魅力です。感動的な物語が読みたいという方にはぜひオススメしたい作品です♪

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「おさななじみにオナニー現場を目撃されてそのままエッチに突入しちゃうDKの話」はM・Mシエスタがお送りする学生ものBL漫画です！幼馴染で友人である大吾に恋をしている朋也。太陽みたいな大吾の笑顔を見た時から、朋也はずっと大吾のことが好きでした。年月を経て、大吾への想いはつのるばかりです。想いは高じて匂いでも欲情するようになってしまいました。その大吾を想いながらいつものように後ろをいじくっていると、突然大吾が入ってきてしまって…！