死んでしまった兄の変わりに、1つ屋根の下で生活することになった孝也と啓行。しかし、そんな生活も束の間、ある日甥っ子・孝也から「おれ、啓行おじさんが好きです」と告白を受けてしまい…!?itoshikiがお届けする「二人暮らし」。突然のことに動揺が隠せない啓行オジサンと、父が死んでから物事を何でも自己完結させようとする困ったチャンの孝也。そんな2人がお互いのペースでゆっくりと関わりあう様子が微笑ましい、ほのぼのして心暖まるストーリーです。【作品形式:漫画】
突然に告白に箸が止まるオジサン。
父が死に、母親が蒸発。2人で生きていくことを余儀なくされてしまった篤史と孝也の2人兄弟。父の弟にあたる孝行が、なんだかんだ2人兄弟の後継人となって彼らの姿を見守ってきました。それから3年…今年に入って兄の篤史の転勤が決まったこともあり、孝也は、叔父・啓行の家に暫く居候をさせてもらうことになります。孝也は兄・篤史に経済的負担をかけている負い目もあるせいか“人に迷惑をかける”ことがコンプレックスになっているよう。居候の身だからと、食事や掃除、その他のことまでも全て自分の手ですませようとしており、啓行の前でも肩の力を抜こうとしません…。そんな孝也の様子を見抜いた啓行は…。
子供の無邪気な大胆さに翻弄され可愛さもあり、年の功が培って来たオトナの魅力までも味わえる一度で二度美味しいタイプの啓行オジサン。「二人暮らし」は、2人の心の交流がスローテンポかつ丁寧に描かれている作品となっていて、心がほっこりします。心が洗われる素敵な作品です♪
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タイトル | 二人暮らし |
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ブランド | itoshiki |
価格(税込) | 540円 |
発売日 | 2015年3月24日 |
矢野冬馬と高倉冬樹は幼なじみ。しかし、成長するに連れ、さらに高校で進路が分かれてしまってからは特に、冬馬が冬樹に対して強い劣等感を抱えるようになってしまいます。努力家で成績抜群、優秀な一高に通う冬樹に対して、三高に通う冬馬。それに拍車をかけるように、生徒会に入って忙しくなる冬樹。すれ違いが続く関係に、軋んでいく心を押さえきれなくなった冬馬は…。itoshikiがお届けする「同じ世界を見ていた 上」は、そんなすれ違う2人を描いた少しシリアスなお話の前後編、前編になっています。