前作「音の無い聲」から6年の月日が流れ、心身ともに立派な青年へと成長したアマネ。彼を深い闇から救い出してくれた愛しい人…キサラギとともに放浪の旅を続けていました。人や生物の心が読めるアマネと同じく、もしくはそれ以上に不思議な力を持っていて、金髪に片目が紅という珍しい姿形をしているキサラギ。今回は、旅先で出会ったキサラギの知り合いから、偶然キサラギの過去を知ってしまうことに…。柑樹屋がお届けする「音の無い聲」シリーズ第二作目の「タガタメー音の無い聲2-」をご紹介致します♪2人が出会う前のキサラギの過去に焦点を当てたお話となっています。【作品形式:漫画】
謎に包まれたキサラギの過去とは…!?
旅先で、芸妓をしながら客を集めて薬を売る旅をしているキサラギとアマネ。そんな彼らの元に、キサラギの旧友を名乗る男・ジンが現れます。親しげな様子に嫉妬の感情を隠せないアマネ。アマネは渋々、薬問屋を営んでいるジンの店へとお邪魔することになりました。しかし、キサラギとジンの間に漂う微妙な空気に耐えきれなくなったアマネは、気を聞かせて一旦退室します。愛犬・リクとの相談の末、なんとか気を持ち直したのも束の間、自室に戻るとジンがキサラギにちょっかいを出している現場を目撃してしまい…!?さすがに動揺を抑えられなくなったアマネは、直接ジンに触れてしまいます…!
飛ばされたアマネが見たのは、鬼子として捕虜にされているキサラギの過去でした…。
今作「タガタメー音の無い聲2-」も、前作動揺に奇妙な能力を持ってしまった為、迫害されていたキサラギの悲しい過去を描いた少しシリアスな内容になっています。しかし、キサラギが現在の優しくて頼もしい人間であるのも、こういった辛い経験を乗り越えたから、そして幼少のキサラギにとって大切な存在が居たからなのだと思いますね。読んだあとに優しい気持ちになれる素敵な作品です!詳細はぜひ、ご自身でお確かめ下さい♪
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タイトル | タガタメー音の無い聲2- |
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ブランド | 柑樹屋 |
価格(税込) | 540円 |
発売日 | 2015年3月13日 |
素手で人に触れることで、人や動物の気持ちを読むことができる不思議な力を持つ青年・アマネ。彼はその不思議な力の為、村の人々から忌み嫌われ愛犬のリクと一緒にひっそりと山里離れた小屋で暮らしていました。そしてある雨の降る夜、森の中で倒れてしまったアマネは、流れの薬売り師キサラギに助けられます。金髪に片目が紅という不思議な容姿の彼ですが、初めてアマネを“普通の人間”として扱ってくれます。アマネは、自然とキサラギに心を寄せていくことに…。柑樹屋がお届けする「音の無い聲」は、忌み嫌われ真の孤独を知る2人が、純粋にお互いを愛し求めていく様が描かれています。その美しさ、涙無くしては語れません。