素手で人に触れることで、人や動物の気持ちを読むことができる不思議な力を持つ青年・アマネ。彼はその不思議な力の為、村の人々から忌み嫌われ愛犬のリクと一緒にひっそりと山里離れた小屋で暮らしていました。そしてある雨の降る夜、森の中で倒れてしまったアマネは、流れの薬売り師キサラギに助けられます。金髪に片目が紅という不思議な容姿の彼ですが、初めてアマネを“普通の人間”として扱ってくれます。アマネは、自然とキサラギに心を寄せていくことに…。柑樹屋がお届けする「音の無い聲」は、忌み嫌われ真の孤独を知る2人が、純粋にお互いを愛し求めていく様が描かれています。その美しさ、涙無くしては語れません。【作品形式:漫画】
雨の降る夜、運命の導きに従って出会った孤独モノ同士
「音の無い聲」は、昔ならではの因習に縛られ、孤独を生きることを余儀なくされた2人の青年の運命の出逢いを描いた感動ストーリー。
手を触れただけで、人や動物など生き物が考えている事を感じ取ってしまう心の優しい青年・アマネ。しかし彼はその能力ゆえ、小さい頃から村の人々に迫害され、嫌われるという悲しい運命を背負っていました。そんな孤独な彼が出会ったのは、金髪に紅の瞳を持つ薬売り師・キサラギ。純粋な人恋しさを募らせていたアマネは、キサラギが薬草を収集する間・自分の小屋で一緒に暮らさないかと提案します。同じく奇怪な風貌で周囲の人から迫害されていた過去を持つキサラギですが、そんなそぶりはおくびにも出しません。
アマネはキサラギとの生活を通して、久しく忘れていた“人と心を酌み交わすことの喜び”を思い出していきます。彼が人としての喜びを取り戻そうと奮闘する中で、またしても彼は、彼を傷つけようとする村人達と衝突していくことになります。果たしてアマネはキサラギと共に幸せになることができるのでしょうか。
シリアスな展開と、思わずハッとしてしまう繊細なカットが、あなたの心にも美しい傷を残していくことでしょう。文章では触れていませんでしたが、愛犬のリク君もとっても可愛らしい癒し系ワンコです♡
タイトル | 音の無い聲 |
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ブランド | 柑樹屋 |
価格(税込) | 648円 |
発売日 | 2014年12月29日 |
さちみん工房がお送りする新撰組漫画「北の果ての夢」です。この本は全年齢対象の歴史漫画です。お話は小姓の市村が新撰組に新入隊士として、入隊する頃から始まっていきます。市村が新撰組に入ることになったきっかけは兄に誘われたからでした。「ちょっと入ってみよう」との軽い気持ちでいましたが、士道に背く行いをすれば切腹などと言われて竦み上がってしまいます。その時の市村の目には新撰組はやっかいなものとしか映っていませんでした。