男を受け入れることに慣れている清次郎の過去話「侘助情話～清次郎の条～」。現在清次郎と懇ろな仲の廣吉が知らない清次郎のかつての姿が、22122によって綴られていきます。女手ひとつで育ててくれたお袋さんを亡くして、清次郎が奉公に出た先は男の尻に極楽を見出す男共の巣窟でした。色事を仕込まれて惨めな思いをしながら、生きていく為の金を身をもって稼いでいた清次郎でしたが、金に目のくらんだ輩の手によって窮地に陥ってしまいます。【作品形式：漫画】

清次郎が男に慣れていた理由、それは涙なくしては聞けぬ過去のせい。

今でこそ廣吉としっぽり閨を共にする仲の清次郎。清次郎は男を受け入れることに慣れた気配がありました。「誰も恨む気にはなれなかった」そう口に出す彼には他人にはあまり知られたくない過去があったのです。それでも清次郎が廣吉に話しにくい過去を語った理由、それは彼が廣吉に惚れているからに他なりませんでした。





清次郎は女手ひとつで自分を育ててくれた母を喪った後、世話になっていた船宿の主人に奉公先を斡旋してもらいます。しかしそこは男の尻に色事を仕込む男共の溜まり場でもありました。男相手に悦ぶ姿を晒し、たしたないと嗤われながら清次郎は幾つもの耐え難い夜を越えていきます。男相手に身をひさぐその身分を嘆きながら、清次郎は金を貯めて独り立ちする日までひたすら耐えていました。そこに更に降りかかってくる不幸、それは清次郎の命を危険にさらすものでした。「侘助情話～清次郎の条～」で語られる過去は、廣吉にとって涙なしでは聞けない酷い話だったのです。
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FREAKY GANGSTA がお届けする「緋色の夜の御伽草子」は薄幸な美少年・柴田勝家と戦国の鬼・織田信長の耽美でシリアスなエロス漫画。信長に言われるままに抱かれ、感情を伝えることすら許されぬ関係の勝家。鬼と恐れられた信長は寝所でも相変わらずの暴君ぶりで、繊細な勝家の心は行くあてもなく闇を彷徨います。美しい少年の心に巣食った闇を助長するかのような卑劣な信長の行為。それでも勝家の心は気づかぬうちに信長に向けられていて・・・？