仇×若君な「花の庭にて みそめし君を」。主人公・月若の父は香沢という国の領主です。財力もあり、末子の月若だけでなく、姉たちも茶の湯やら和歌やら様々な学びの機会を与えらえていました。しかし月若が元服し実頼となった後、安積の国に攻め入れられます。文芸を重んじ、武芸を疎かにしてしまっていた香沢はひとたまりもありませんでした。そうして香沢はなす術もなく滅び、辛うじて逃げることが出来た月若は旅芸人一座に潜り込んで身を隠します。それなのに、追手が…。そして顔を合わせることになる敵将と実頼。実頼は正体こそばれなかったものの、迂闊な反応により敵将に気にいられて慰み者とされてしまいます。実頼を芸人相手に遊びつくした者と勘違いした敵将は、実頼の初壷に強引に押し入って…。さくら狩りがお送りします「花の庭にて みそめし君を」、仇に凌辱されるばかりの身分になった実頼でしたが、逆らわなければ大事にされます。そうした扱いを受ける内に心にある変化が…。【作品形式:ノベル】
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国を滅ぼした仇によって凌辱される若君。しかし慈しまれる内…
「花の庭にて みそめし君を」は国を滅ぼされた若君・実頼が仇の肉茎に熟れさせられるお話です。元服の前は豊かに暮らしていた実頼でしたが、国を滅ぼされたことで暮らしが一変。旅芸人一座の一員として身分を隠して生きるようになります。しかしどこからか情報が漏れ、実頼が芸人となって身を隠していることが露呈してしまいます。そして敵将の目を惹いてしまった実頼。偽名を使って何とか身分を隠しはしたものの、敵将に身を任せることになる、良くない展開になってしまいます。
しかも敵将は実頼は既に数多の男に身体を開いて来た身だと勘違いしていました。初めての実頼に対し、乱暴に事を進めてきます。初の身に辛い仕打ち。相手が憎き敵将とあらば尚更のこと。しかし実頼はその扱いに屈し、敵の肉茎に熟れさせられてしまったのです。
ここまで「花の庭にて みそめし君を」の心情は実頼→国を滅ぼし国を滅した憎き敵将でしかありませんでした。しかし敵将は抱く時は荒々しいものの、実頼を大事に扱ってくるのです。それは次第に実頼のこわばった心を解き、「あなたが仇でなかったら」と思わせるまでに。そこで、手の中にするりと滑り込んで来た「敵討ちの為の手段」。実頼が選んだ道は…。
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タイトル | 花の庭にて みそめし君を |
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ブランド | さくら狩り |
価格(税込) | 648円 |
発売日 | 2018年04月24日 0時 |
平清盛から見た源義朝は、無愛想で無口、何を考えているかわからない上に東国の武士らしさもない、苦手な部類な男だというものでした。しかし清盛は何かと義朝が気になって仕方がありません。父を手にかけたせいで、それまで飄々としていた様は陰りを見せ、揺らぎを見せた義朝。寒中に川に入ったせいで倒れてしまいます。そして熱に浮かされたせいにして、2人は褥でしっとりと交じり合いました。999がお送りします歴史物「遠雷」、平清盛×源義朝です。