或角(アルカド)が吸血鬼になってからしばらくが経ちました。或角自身はもう1人で食事に行けると豪語しますが、コウモリはまだ牙が育ち切っていない或角がまだ心配なようで、昼間も蝙蝠の姿でついてきていました。でもコウモリは或角に対して、ずっと何か言いたいことがあるのに飲み込んでいるように見えました。或角はそれに苛立ち、コウモリに食ってかかってしまいます。A wie Antonがお送りします「夜へ放つ3」、コウモリ×吸血鬼完結編となります。【作品形式:漫画】
主の仇に銃口を向けるコウモリ。或角の身体は銃弾に貫かれてしまい…
主を殺した或角と、主を殺されたコウモリ。でもコウモリは自身の主を殺した男を過保護なまでに見守っていました。ずっと何か言いたいことがあるのに喉の奥に飲み込んで何も言わないままで。或角はコウモリが何を考えているのかわからないことに苛立っていました。そして遂にコウモリに対して「言いたいことがあるなら言ったらどうだ」と言い放ってしまいます。その言葉に対して、コウモリの返答は或角の身を切り裂く銃声でした。
「アルカードの仇だ」コウモリは確かに、或角に対してそう言いました。或角は記憶が曖昧になっていましたが、コウモリの主であるアルカードを殺したのは確かに或角だったのです。コウモリはその場に居合わせて、主が或角によって殺されてしまう現場を目の当たりにしてしまっていたのです。その憎しみをとうとう或角に向けたコウモリ。彼の銃弾は或角の身を抉り…。「夜へ放つ3」、それでも或角を殺しきれなかったコウモリは、或角とある想いを共有していたのでした。
タイトル | 夜へ放つ3 |
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ブランド | A wie Anton |
価格(税込) | 324円 |
発売日 | 2015年09月21日 |
「さぁさぁ、寄ってらっしゃい。見てらっしゃい。コレは本当にあった、悲しい見せ物のお話…」語り部の前口上につられて、ついつい話に引き込まれてしまうアナタ。弐秒殺法☆盛っちゃっ隊がお届けする「大正×見世物小屋【空蝉の桜 -見世物興行譚-】睦月」は、大正時代の見せ物小屋をテーマにした大正ロマンシチュエーションドラマ。人の姿をしていながらも、生まれつきに白髪と紅い目を持ち、鬼の子と呼ばれて育った男性。普通の人が見る事が出来ない彼は、“化け物”なのでしょうか?