全裸にされて、まるで犬のように首輪で繫がれた青年。彼は本当に犬であるかのように扱われていました。呼ばれ方は「犬」、食べさせて貰えるものと言えば、ドッグフード。でもそれだけなら、まだマシだったかもしれません。彼は時に肌に針を突き刺され、広く開かされた脚の中心を抉られ、悲鳴を聞く者がいても、それはないものとされるのです。彼がその環境から這い上がるには、役に立つ人材になるために何でもする道しかありません。欠けた指が元に戻ることがないのと同じ様に、もう後戻りなど出来るはずがなかったのです。Club21stがお送りします「unknown act-2」、こちらは「unknown act-1」から続くwebコミックの完全版、第2巻となっています。 【作品形式:漫画】
人としての尊厳は無視され、手酷い扱いを受ける青年
「unknown」シリーズの第二弾となります今作「unknown act-2」では、最初に組に犬として飼われている青年にスポットが当たっています。彼の境遇は、それは悪いものでした。身につけることを許されたのは、太い首輪に繋がれた首輪だけ。食べるものに至っては、ドッグフードです。そんな扱いを受けていた為、青年は壊れる寸前でした。そこへやってきた堅気に見える男、在国寺。青年は組長が場を離れた隙に、必死に彼に助けを求めます。ですが、人の姿をした魔物はそれを許してはくれませんでした。青年の胸突き刺される針。その悲鳴を聞く者が在っても、それは無いものとされてしまっていました。
犬として扱われ、冷たい床に這いつくばる生活、それは苦痛以外の何ものでもありませんでした。人として扱われない責め苦に耐えかねた青年は、ならばと組長自身に仕事をさせて欲しいと訴えます。その訴えは一度は退けられますが、土下座してでも一縷の希望を掴もうとあがく青年の姿を見て、組長はやや考えを変えたようでした。青年が犬から人としての身分に這い上がる術は、組長にとって「価値がある者」になることです。組長に役に立つ人間だと思わせることが出来れば、彼の道は開けます。不安だらけでも、青年はとにかく前に進むしかありませんでした。
タイトル | unknown act-2 |
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ブランド | Club21st |
価格(税込) | 540円 |
発売日 | 2016年04月14日 |
亡き愛人の息子に、『遺産』として相続された大川真琴。引継ぎの日に犯され、自分のものだと誓わされてしまいます。どうしてそんなことをするのか、相手の真意が真琴には分かりません。答えの出ぬまま抱かれ続ける日々を送ります。抱かれて感じるのは苦しさを伴う感情でした。葉桜女王本がお送りします「暴れ凧」、しかしとうとう扱いに耐え切れずに逃げ出し、捕まって吊るされる羽目に陥った真琴は、更なる苦悩に晒されることになります。