悲しいことに、死こそが二人を結びつける絆そのものでした

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絵を描くことだけをテープを繰り返し再生するかのように習慣にして生きて来た少年。その後、彼はとある病気にかかり簡素なサナトリウムにて療養することとなります。そこで同室の男の子と運命の出会いを果たしますが…。神さまどこにいるのがお届けする「もしもぼくが死んだときには・上」は、出逢うはずの無かった少年同士、死を通じて自分とお互いを見つめ合うヒューマンボーイズラブストーリー。詩を紡ぐかのような繊細な描写で、心に優しさと悲しみが染み渡ってきます。【作品形式:漫画】

サナトリウムで、死を待つ2人の絆

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絵を描く事を支えにして生きてきた、繊細な少年。彼はとある病気にかかり、とある静かなサナトリウムに入ることになります。迎えてくれたのは、世話係の妙齢な女性。その療養所はたくさんの病室が並んでいますが、驚く程静かで落ち着いています。木々に囲まれた空気の良い場所で…と女性は説明を始めますが、少年は自分の将来を悲観し、顔色ひとつ変えません。ところが、案内された部屋で自分と同じ病気を持つ少年と出逢います。

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自分の名前すらも忘れてしまった。と同世代の少年は笑います。そんな彼に心惹かれた少年。2人はお互いに“いろは”、“あさき”と名前をつけ合います。歳が違いだけでなく趣味も似通っていた2人は意気投合するのですが、病は彼らに無邪気に生きることを許してくれません。死は確実に2人を蝕んでいくのです…。

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詩を紡ぐかのような優しい言葉と、表情で描かれる2人の物語「もしもぼくが死んだときには・上」。胸を締め付けられるような切なさが溢れてきますね。感動してしまうこと間違いなしの作品となっています。

 

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タイトル もしもぼくが死んだときには・上
ブランド 神さまどこにいるの
価格(税込) 324円
発売日 2016年3月26日

 

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2016年04月05日 22時30分
カテゴリ: BL同人