乙女の皆さまこんにちは、うらおとめ編集のアサヒです!本日愛の伝道日たるバレンタインデーの日にぜひおすすめしたい作品は、Jingoismさんの「幽閉の糾弾」です!囚人の身に堕ちた女性と、あまりにも身分の違う軍人との間に交わされる愛の物語です。主人公の女性シエナは囚人であるという立場上、結構手酷い拷問を受けることもあります。しかしそれを乗り越えてハッピーエンドへ到達する道も開かれていますし、その逆に理不尽な扱いを受けるバッドエンドもあります。牢から逃れて幸せを掴むか、それとも世の空虚を思い知るか、恋の結末は様々に彩りを変えて訪れますので満足度が非常に高かったです!歪んだ愛憎劇が好みな私、アサヒとしましてはダーク系エンドに到達した時の方が喜びがひとしおでした♪
あらすじ
身分の隔たりがあまりにも開いた王国で、1人の下流の身分である少女が十流の立場にある軍人に石を投げつけました。家族を奪われた少女にとってそれは精一杯の抗議、しかしこの国ではそれは死を招く恐ろしい行為です。激高した軍人に今まさに少女が屠られようとしたその時、1人の女性が彼女を救い出します。しかし少女を逃がす為に囚われの身となった女性、シエナは牢獄の中で本来なら話すことも許されないトップクラスの軍人に身を委ねられます。シエナの運命を握る鍵となる彼らの前で、彼女が取るべき選択肢とは?
おすすめポイント
主人公であるシエナが牢に囚われて後、出会うことになる攻略対象は4人、全員が軍人です。1つ目、もしくは2つ目までの選択肢がハッピー、バッド関わらず攻略対象を定める重要なポイントとなっているようです。目当ての対象がその後出てこないようなら、リセット、選びなおしをおすすめします。
私の場合は最初は眼帯をした、英雄と呼び名の高い「ヨエル」でした。彼は味方をも容赦なく切り捨てる一面もさることながら、どこか浮世離れしています。謎めいたミステリアスなところが魅力で、ハッピーエンド、バッドエンドでまるで違った顔を見せてくれます。どういう形であれ、国の救世主と結ばれる恍惚感を疑似体験出来るのがヨエルルートの良いところかと思います♪
続きまして「ロキ」ルート。おちゃらけたところがある彼ですが、漢気は一番かと思います!表現がストレートなので、愛されている実感を感じやすいところがロキルートの重要ポイントです♪エッチは情熱的に、守るべき者のためなら躊躇わないその真っ直ぐさに、プレイしていて好感度うなぎ登りでした。ハッピーエンドの中では、ロキルートが一番この結末で良かったと思えるものでした。様々な要因で暗い影を落とすこのゲームの世界観において、彼の底抜けの明るさはある種の救いです!
「ノエル」ルートは、彼が一貫してシエナを救おうとする立場なので、彼がシエナに暴力を振るうことはありません。他ルートで色々「うわあ」な目に遭うことも多い彼なので、プレイしていて不憫だと感じたのはノエルがダントツでした。でもノエルは優しくて誠実で、だからこそ彼には幸せになって欲しいと思わせる人間性がありました。プレイヤーとして感じる幸せよりも、シエナの幸せよりも、ノエルが幸せである道があることが嬉しかったです。感情移入度はノエルが一番だったかもしれません!
そして拷問士「レストレイン」ルート。こちらの御仁は攻略がやや難解だったかと思います。一番ハッピーエンドに辿り着くのに苦労したのは、このレストレイン攻略時でした。レストレインを攻略しようとする場合、序盤のかなり痛い系拷問シーンを乗り越えなければなりません。楽しそうに人を痛めつけるレストレイン。ヨエルとは別の意味でどこかネジが外れてしまっているかのような彼との恋は、「普通」から一番ほど遠いところにあるように感じました。敢えて言うならレストレイン関連のルートは「彼さえいればいい」という印象です。歪んでいるからこそ良いんですね♪
「幽閉の糾弾」ではこの4人のみが攻略対象でした。しかし今後、今回攻略対象から外れていたギルバートルート込みの完全作品「幽閉の糾弾+」発売の予定があるそうなので、一ファンとして待ち遠しいです!
タイトル | 幽閉の糾弾 |
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ブランド | Jingoism |
価格(税込) | 1,080円 |
発売日 | 2015年12月20日 |
女手ひとつで育ててくれた母と中学の頃に死別し、以後世話をしてくれた祖母も短大入学前に亡くなって、派遣会社に就職した主人公。苦労したせいかしっかり者の彼女は、ある日職場から帰って来た後唐突に異世界に召還されてしまうことになります。amorosoがお届けする「CHOICE」は、異世界に召還された主人公が、幼女になって異国の騎士と生活することになるAVG♪幼女の扱いに困る青年が萌えポイントです♡