檻に入れられた主人公、鳴り響くはデスゲームを告げる鐘…

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世界は少しずつ衰退している。虚しさを覚えながらも、学校への行き帰りを繰り返すだけの日々を送っていた主人公・卓椰護(すぐるやまもる)。そんな彼はある日、唯一の友達から食事に誘われます。勧められるがまま並んでくる豪華な食事を食べ終えると、次に彼らはある場所へ案内されます。そこには、檻が広がった奇妙な空間があって…。つぎはぎProjectがお届けする「アラカルト」は、狂った殺人ゲームを舞台としたBLアドベンチャー。流血などのグロテスクな表現がありますので、苦手な方はご注意を。【作品形式:ゲーム】

狂った世界で、手に入れられるのは”生”か”死”か…

世界は壊れている。殺人、窃盗、様々な社会悪が野放しにされており、人が殺し合うという殺人ゲームが存在している世界。そんな世界でただ何も考えず学校への行き帰りを繰り返すだけの日々を送っていた主人公・卓椰護。そんな学校に、同じく通っている友人・葉崎要梧(はざきようご)だけが、護にとって唯一の友人と呼べる存在でした。お金持ちで世間知らずなところもありますが、いつも笑顔の物腰柔らかい青年です。

 

ある日の学校の帰り、葉崎から食事に誘われた護。特に用事も無かった為葉崎の提案を承諾し、一緒にレストランに行く事になります。次々に出てくる食事を他愛無い会話をしながら楽しむ護。しかし、その端々で何やら葉崎の様子が少しおかしいことに疑問を持ちます。食事が終わり暫くすると、レストラン側からの余興で、ある場所に通された彼ら。そこで巨大な檻を目にすることに。それと同時に、後頭部を殴られて意識を失う主人公達…。

 

目覚めると、殺人ゲーム「アラカルト」に、プレイヤーとして参加することになっていた護と葉崎。自分の外側の話だった“殺人ゲーム”が他人事ではなくなってしまいます。プレイヤーとして選ばれたら最後、人を殺さなければ生きることはできない。友人の裏切り、死が目の前にあるという極限状態の中に放り込まれた護は、そこで何を得るのか…。護が抱える心の闇、ならびに登場人物が抱える闇が生と死という極限状態の中で少しずつ明らかになっていきます。グロテスクな表現は多々ありますが、手に汗握る緊張感、そしてミステリーに思わず心が踊ってしまう作品です。

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タイトル アラカルト
ブランド つぎはぎProject
価格(税込) 972円
発売日 2011年6月17日

 

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このまま続いていくかと思われていた平穏は、ひとつヒビが入れば簡単に崩れ去ってしまうものだということ。それを主人公キョウは、自分がそういう立場に置かれるまで知りませんでした。彼の場合、そのヒビは「突然の両親の死」という形で現れました。これからどうすれば良いのか苦悩する主人公の手元に、ある手紙が届きます。それは【Battle Four】というゲームへの招待状でした。賭けるものは命よりも大切なもの。手にするは余りある賞金。つぎはぎProjectがお送りします「Battle Four Re.」、主人公はその得体の知れないゲームへの参加を決意してしまいます。