お待たせ致しました!前回話題だった「人魚日誌1」からの続編「人魚日誌2」が単独飛行より登場しました♪前作のラストで、エラが水に濡れてしまい下半身がヒレに変わってしまったアグー。突然の出来事から彼らを救った謎のシュノーケル女は、生物部部長の潮風可愛(しおかぜかわい)でした。他の生徒たち以上に、“生き物”としての人魚に興味津々の潮風。魚住はそんな彼女の態度に、アグーに対して失礼なモノを感じて少し不満げです。しかし、“あなたのことが知りたい”という彼女の態度は真剣そのもので…!!ハチャメチャな潮風が加わりさらに騒がしくなった高校生活に注目です!【作品形式:漫画】
本音でぶつかり合う…心揺さぶれる場面が目白押し
アグー達と知り合う切っ掛けが欲しかったと言う潮風。生き物が大好きな彼女は、生物学的な見地から人魚のアグーに興味津々。アグーのヒレを計測したがったりと、その様子を隠す気もさらさらないご様子です。ですが、“あなたのことが知りたい”とアグーに面と向かって訴える彼女の瞳は真剣そのもの。アグーの口から語られる彼の故郷は、碧い海と穏やかな気候に囲まれた遠い島々。沖縄やモルディブを彷彿とさせる宝石のような海の様子に、魚住と彼の友人木村クンも人魚の世界ラグーンに思いを馳せます。
“雨降れば地固まる”。アグーの脚がヒレに変化してしまった事件が切っ掛けとなってより本音で接するようになったアグーとクラスメイト達。それに呼応するように魚住も、自分がアグーを苦手とする理由を本音で話し始めます。まだ踏み込めない部分もあるけれど、ビクビクしながら一歩ずつお互いの距離を測っていく彼ら様子に共感してしまいますね。
「人魚日誌2」・今作は一風変わった強烈キャラ・潮風が加わってより一層賑やか!アグーに対して好奇心を向ける彼女に、最初は苦手意識を持っていた魚住ですが、彼女が純粋に“生き物”を愛している様子を見て、その考え方にも変化が芽生えてきます。包み隠さない本音と、真摯な態度。人の心を揺さぶるには大切な部分かも知れませんね。この後どういう展開になるのか、続編にも期待です!
タイトル | 人魚日誌2 |
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ブランド | 単独飛行 |
価格(税込) | 216円 |
発売日 | 2014年12月6日 |
単独飛行がお届けする「人魚日誌1」は、20年前大規模な地殻変動によって、人間の住む領域“エリア”と、人魚の住む領域“ラグーン”が分かれてしまった世界のお話。想像上の生き物であった人魚が実在することが当たり前の世界で、主人公・魚住の高校生活に突如入り込んで来たのは、ラグーンからの留学生アグーだった。人間界ではほとんど目にすることの無い人魚の登場で、生徒達から好奇の目にさらされるアグー。果たして彼は人間と馴染むことができるのか?人魚がいるほのぼの高校ライフに注目です!