「花幻堂」では、体を売って生きる陰間の少年が、同じく体を売って生きる青年に恋をします。客ではなく想い人に抱かれたいと思った少年は、思い切って2人きりの時間を作ろうとしますが…。鬼酒がお送りします「花幻堂」、青年の方も少年を好ましく思っていて、2人はお客を取る仕事の合間に抱きあいます。でも青年の方には身請けの話があって、この関係はいつまでも続くものではありませんでした。【作品形式：漫画】
 
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客に体を売る毎日を送る男娼同士の恋

「花幻堂」では男娼同士の恋が描かれています。主に男の客を取っている陰間えんじゅが、女性の客に贔屓にされている男娼椿に恋をしています。客相手には早く終わって欲しいから、早くイかせるテクを使ったりもします。しかし好いた人には純粋に抱いて欲しいと思っていました。


えんじゅは椿と2人きりになれる時間を作って、思いを打ち明けようとします。椿もえんじゅにはまだ話していない身請けのことを打ち明けようとしていました。でも2人は仲良くうたた寝をしてしまい、仕事に遅れてしまいました。

再び2人きりの時間を作った椿とえんじゅは、今度こそお互いに話そうとしていたことを伝えて抱きあいます。それは幸せな関係ではありましたが、椿に身請けの話がある以上期間が区切られた関係でした。


「花幻堂」、本当はえんじゅは椿に行かないでと言ってしまいたかったのです。
 
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生真面目童貞な軍人と、その童貞を食べちゃった男娼のお話「はつはな 甲(上巻)」。男娼で童貞を捨てろと言われた生真面目軍人・虎鉄。激高しますが、童貞を捨てないのならお前の処女を喰っちまうぞと脅されます。処女を奪われることよりも童貞を捨てることを選んだ虎鉄でしたが、如何せん初めてのことなので何をしていいやらわかりません。男娼の詠（よみ）は勝手知ったる男の身体。童貞を捨てる行為がどんなに気持ちいいのかを教え込みます。寥寥がお送りします「はつはな 甲(上巻)」、虎鉄は初めての快楽に動揺して泣いてしまいました。