怠惰が”アザラシ”となって可視化される”アザラシ”のいる世界。BARE FEETがお届けする「アザラシのいる生活」は、そんな非日常なのにとても日常に近い雰囲気をもったほのぼの日常コメディ漫画となっています。水族館のアザラシとは異なり、フワフワと空中に浮いて大小様々な大きさで現れる概念アザラシ。人々は既にその存在にも慣れ、自然と概念アザラシを受け入れています。その中でも、特にアザラシを生みやすい体質の少女茅ヶ崎メイは、自分の体質に悩みを抱えていて…。【作品形式：漫画】

怠惰の象徴らしいけど…とってもかわいい〜♡

１ページに１コマ、それどころか全てのページに愛くるしいアザラシが溢れるオリジナル漫画「アザラシのいる生活」。これらのアザラシは、水族館にいるアザラシとは異なり、人間の「怠惰」を表す思念体と言われています。すっかり人々の日常にとけ込んでいる思念体アザラシ。みな自然と彼らを受け入れることが当たり前になっていて、”ペットとして飼いたい♡”と少女がワガママをいうほどです。

そんな中、人よりもアザラシを生み出しやすい体質の少女・茅ヶ崎メイは、自分がアザラシを生み出しやすい「怠惰」な性格であることを気にしていました。まだ学生という多感な時期。自分の将来に体する漠然とした不安を、アザラシを生み出してしまう自分の性格から分析してしまった彼女は…。心に救う不安や問題を、アザラシたちがそっと、丸く包み込んでくれます。

「アザラシのいる生活」はとにかく、アザラシが本当に可愛いです♪本編他、茅ヶ崎のクラスメイト正悟クンを描いたオマケ漫画や、ほのぼの4コマ漫画も含まれています！ツッコミどころ満載で、クスッと笑えてしまいます。ぜひアナタも”アザラシ”という概念的存在について考えてみませんか？

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巧の友人岸は、物凄い恋愛体質。そして尽くす男です。でもフられては号泣し、次の日にはけろっとして笑って、恋は良いと言います。巧はそんな岸を羨ましく感じていました。岸が恋をして幸せそうになる度に、巧はどんどん不幸になっていってしまうからです。巧は岸を好きだから、岸が他の誰かと幸せになるのを見ているのが苦しいのでした。それはこんなに苦しいのならばいっそ、なくなってしまえばいいと思ってしまうほどに。水不足地帯がお送りします「君が幸せで俺が不幸で」、巧の瞳からは、苦しみの涙が流れます。巧の不幸の主原因の岸は、巧にもちゃんと幸せであって欲しいと思っているのに。