大正の時代、大衆に好まれる娯楽は活動写真と呼ばれる映画のようなものでした。その勢いに押されて、今やひっそりと営業している見世物屋。烏丸 譲(カラスマ ユズル)はそこの店番に呼び止められて、ある覗きからくりを見ます。所詮子供だましのようなものだろうと思っていた彼の目に飛び込んできたのは、蜘蛛の糸の様に結った縄に絡めとられた美しい青年の姿でした。しかもその青年、烏丸が探し求めている人に、面差しが良く似ていたのです。E-mon企画がお送りします「覗きからくり 恥辱の蜘蛛糸」、その探し人は反政府運動に手を貸した後、行方不明になってしまっていました。【作品形式:漫画】
女と性を偽って行った間諜が暴かれ、女として扱われる様になった雄蝶
時代の片隅でひっそりと行われていた見世物屋で、烏丸が目にした覗きからくり。そこに在ったのは、蜘蛛の糸のように見立てた縄に捕らえられた、蝶のように怪しくも美しい青年が写真として留め置かれた姿でした。しかもその青年は烏丸が友人に探してくれと頼まれていた人にそっくりだったのです。その彼、章吾は目を見張るような美青年でした。その彼が烏丸の友人に頼まれて反政府運動に参加し、賄賂塗れの政治家を探りにいったのはもう随分と前のことです。この時は友人も烏丸も、章吾がその後どのような運命を辿っていたのか知る由もありませんでした。
章吾は身ばれをしてしまった後、捕らえられてからくり屋に払い下げられます。彼を待っていたのは男に弄ばれる玩具の身分でした。男のよがる場所を探られて、客の意向に応えられるよう、恥辱に塗れた調教を受けます。薬のよって無理やりに昂ぶらせられた体に白濁をたっぷり注がれ、それでも止まらない欲に狂ってしまいそうになる章吾。烏丸が覗きからくりで目にした美青年は、犯しに犯された章吾その人だったのです。「覗きからくり 恥辱の蜘蛛糸」、辱められれば辱められるほど悦ぶ魔性の持ち主であった章吾、からくり屋は早くからその本性を見抜いていました。
タイトル | 覗きからくり 恥辱の蜘蛛糸 |
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ブランド | E-mon企画 |
価格(税込) | 864円 |
発売日 | 2016年04月01日 |
あるところに金髪の横暴王子様がおりました。王子様はそれはそれは酷い人で、気分で人を処刑するなどをして大層嫌われていました。ところがその横暴天下も長くは続きませんでした。彼は使用人の裏切りによって逆に酷い目に遭わされてしまいます。自分よりも身分が低い者によって性的調教をされる屈辱。王子様は身を以って体験をします。しかし元々その素質があったのか、次第に王子様は従順な性奴隷に変わっていきます。欺瞞の箱庭がお送りします「我儘王子の瓦礫冠」、王子様が肉便所になるというお話です。