敬愛する上司が家族を裏切っている場面に出くわし、それを脅しのネタに使った部下。夜な夜な嫌がる上司を組み敷いて、尻を掘って、酷い言葉で嬲ります。愛情のない行為を繰り返す2人。上司はどんなに部下に酷いことをされても、殴るでもなく、逃げ出すでもなく、ひたすら部下の激しい凌辱に耐えます。GOOD BYE LIFEがお送りします「さよなら、やさしいひと。」、でも、無自覚に「感情」という凶器を振り回すことがどんなに罪なことなのか、「彼」は知りません。本当に酷い事をしているのは、果たしてどちら…？【作品形式：漫画】

優しい人、酷い人、どちらの姿も彼そのもので

入社したころは憧れていた時に厳しく、時に優しい上司。しかし部下はその上司が家族を裏切って愛人と逢瀬しているところを見てしまいます。それをきっかけにそのネタを使って上司を手のひらで転がすようになった部下は、彼を幾度となく犯します。愛情も優しさも見られない乱暴な行為をされていながら、それでも感じて喘ぎ声をあげる上司に対して、部下は更に言葉でもって彼を責め立てました。無神経に優しさを振りまくことが、どんなに人の心を抉るものであるのかを自覚していない上司。彼に対して、それを殊更に咎めるかの様に。





本当に嫌なのであれば、殴ってでも果ては殺してでも逃げればよいのに、それをしない上司。そこにいるのは残酷なまでに優しい人でした。不倫の写真がなければ上司を繋ぎ留められない部下は、彼の心を得られない苦しみを、彼と体で繋がることで少しでも埋めようとするかのように行為に没頭します。敢えて大事なイベントの日に上司を手酷く犯して。でも上司は犯している部下が泣くほど苦しんでいるのも知らないで。「さよなら、やさしいひと。」、無意識に繰り出される無造形の刃は、「彼」の心を崩壊へと導いていきました。

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「青い罪」はAtonementがお送りする少し切ないBL小説です。 浩はかつて学生の頃、東と付き合っていました。しかしその仲は壊れ、今は東は女性と結婚して子どももいる身となっていました。偶然の出会いをきっかけに浩と東は酒を酌み交わしますが、会話は重く弾みません。それもそのはず、過去に手酷く振られた相手を前にして、浩が明るくいられるはずはありませんでした。それでも東の方は偶然の出会いを縁として浩と繋がっていたい様子で、ひたすら東から逃げようとする浩を引き止めます。「俺たちやり直そう」その言葉はひどく甘く、抵抗できない糸ととなって浩を絡め捕ってしまいました。