機械であるアンドロイドと人間の女の子。決して結ばれる事のない甘く切ない物語を描いたのが、TetraScopeさんの繰り出す桜哉です。西暦2XXX年、生活の機械化が進み人間とロボットが日常で当たり前のように共存するようになった頃の日本。今は亡き父の研究のもとに生み出された桜哉(さくや)は、自我と感情を持つ限りなく人間に近いアンドロイドでした。10年以上共に生活をし、桜哉との間に”家族”以外の関係性を疑うことなど無かったある日。久しぶりに再会をした幼馴染みの上村榛から、主人公は桜哉についての取引きを持ちかけられます。その日から少しずつ、桜哉との関係に変化が現れ始めて——？人間とロボット。それぞれの感情と記憶が交差する、ショートラブロマンス、それが桜哉の世界。美しく丁寧に描かれたアンドロイド×人間のお話はいかがですか？【作品形式：ゲーム/女性向け恋愛アドベンチャーゲーム】

価格に見合わないハイクオリティな内容に、購入乙女の絶賛レビュー続出！

桜哉をご紹介する上で何よりもまずお伝えしたいのが、定価864円というお手軽価格なのに全く価格に見合わないその高いクオリティ。シーンに合わせて厳選されたBGM、儚い世界観を存分に描き出した美しいスチル、そしてアンドロイドと人間の恋愛をご都合主義は一切なしに丁寧に描いたシナリオ。 

特にこのシナリオは「考えさせられる」「納得できる」「目からうろこ」と購入乙女の心を鷲掴みです。ハッピーエンドだけではなくバッドエンドも丁寧に創られたこの作品。バッドエンドの方が心に残った、との声もあるほどシナリオが世界観に惹き込む力は絶妙。プレイし終わってもどこか切ない余韻の残る、そんな美しい物語の桜哉。アンドロイド物がお好きな方も、そして今迄あまり触れてこなかった方も、大満足できる物語になっています。