「真夜中さん、5円」は←back next→作のオリジナルBL小説です。この小説の登場人物はコンビニの深夜バイトをしている青年と、そのコンビニに頻繁に訪れる客です。この2人のやりとりが主軸となっています。コンビニバイトとして深夜モップ掛けをしている青年には、コンビニバイトを続けている事に対して変わらないことが続く安心感と、これからも変わらないだろうという落胆を抱えていました。そんな中いつもコンビニでスイーツ、栄養ドリンク、決まった銘柄のチョコレートを買う青年が現れます。常連といっていいほどよく来店する彼は、決まって真夜中に現れることから、バイト内で「真夜中さん」という愛称で呼ばれていました。【作品形式:小説】
変わらないこと、変わっていくこと。さらさらと続く毎日の中に、数滴、変化のエッセンス!
「真夜中さん、5円」は夜に読むのがぴったりの、エアリーな雰囲気を漂わせた小説です。深夜にコンビニバイトをしている青年には気になっている客がいました。それはいつも決まって深夜に現れる「真夜中さん」と呼ばれている客でした。
見た目は30代くらいに見え、20代のようには見えません。服装は決まってちょっとださめのパーカーにジャージ。着ているものと同じように、買うものも大体が同じ彼。人付き合いは苦手のようで、店員からの挨拶にももごもごと返事をするようなちょっと変わった人でした。
ある日バイトの彼は真夜中さんに5円分のおつりを手渡し忘れてしまいます。忘れてしまわないように真夜中さん、5円とノートに書きとめておきましたが、その日から真夜中さんはぱったりと姿を見せなくなってしまいました。それはバイト君が真夜中さんとの交流が増えて、歳もわからない真夜中さんのことを、彼のどこともいえないそこかしこを黙って見てられる状態が続けばいいと思っていた矢先の出来事でした。ぼんやりしながらコンビニの床を磨く日々に、憂鬱にな気分に陥るバイトの青年。真夜中さんが来ないのは引っ越してしまったからなのでは?という嫌な予感が襲ってきました。もう彼とは会えないのではないか、という焦燥が彼の足をある場所へと向かわせます。
タイトル | 真夜中さん、5円 |
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ブランド | ←back next→ |
価格(税込) | 756円 |
発売日 | 2014年01月22日 |
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