「花鳥薫月」の続編オリジナルボイスドラマ、おぼろまどか作の「月の花」です。「月の光」「鳥籠計画」シリーズ「第二部」にあたります。身分に縛られた華都の世界で起こる、駒鳥達のお話が音声によって紡がれていきます。主人公は美しい容姿を持ったミナトという少年です。彼が立ち入った世界で出会った青年はある願いを胸に抱いて、必死になって生きていました。この作品には同性愛描写が含まれています。苦手な方はご注意下さい。【作品形式:ボイス】
祈りはどこまでも深く永遠に…きっと、願いはいつか届くはずだから―
「月の花」出演者は以下の通りです。アヤメ(霞月葵)、カナタ(翔龍華)、神子(蔦なつ)、スイ(七鳥ちなみ)、ササ(七瀬希)、柘(zin01)、黒霧(かがみがわとうこ)、氷月(ツキノベ)。トラック数は13話あり、全て聴き終えるまで約75分を必要とします。色違いの瞳を生まれ持った少年は特殊な力を備えていました。それは「神還り」という、飢饉の村を救える大いなる力でした。少年は「神還り」として村に富を与えて、その引き換えとして村を離れ、華都へと向かって行きました。
「私はあなたが生きて傍にいてくれればそれで良いと思います。それが私の願いです」華都で少年はたくさんの人の願いを知る事になります。華都で溢れんばかりに渦巻く愛とは何か、恐れとは何か。それを知った少年はただ静かに微笑みました。願いは次々に生まれてゆき、人は悲しみの渦に飲み込まれていきます。それらの願いの先にあるものとは、果たしてどういうものなのでしょうか。
タイトル | 月の花 |
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ブランド | おぼろまどか |
価格(税込) | 648円 |
発売日 | 2014年07月25日 |
おぼろまどかがお届けする和風音声の世界「花鳥薫月」のご紹介です。場所はとある華都の世界。この世界で生きている華族であるアヤメは、「駒鳥」なる華族に仕える少年達の実態を知ります。彼らが真に望んでいるものは現実の痛みや恐怖と相反する、言葉にしがたいあたたかさに包まれる瞬間でした。この物語には少々同性愛描写が含まれていますので苦手な方はご注意下さい。トラック数は12あり、全てを聴き終えるまで約80分かかります。