膨らんでいく劣等感に耐えられず、少年は過ちを犯し…!?

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矢野冬馬と高倉冬樹は幼なじみ。しかし、成長するに連れ、さらに高校で進路が分かれてしまってからは特に、冬馬が冬樹に対して強い劣等感を抱えるようになってしまいます。努力家で成績抜群、優秀な一高に通う冬樹に対して、三高に通う冬馬。それに拍車をかけるように、生徒会に入って忙しくなる冬樹。すれ違いが続く関係に、軋んでいく心を押さえきれなくなった冬馬は…。itoshikiがお届けする「同じ世界を見ていた 上」は、そんなすれ違う2人を描いた少しシリアスなお話の前後編、前編になっています。【作品形式:漫画】

少しずつ離れていく、2人の距離。

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幼少の頃より幼なじみだった2人。小さい頃は分かり合えていたハズのものが、成長するにつれて分からなくなっていく…。この「同じ世界を見ていた 上」の主人公、矢野冬馬は、成績優秀な幼なじみ・高倉冬樹と小さい頃から仲良しでした。しかし、両親から冬樹と比較されて失望されるたびに、“自分には何も無い”という強い劣等感を感じるようになってしまいます。高校生になって進路が分かれてからも、小さい頃と同じように一緒に登校する2人。小さい頃と何も変わらない風景ですが、忙しさですれ違うたびに、どんどん心が離れていくのを感じます。

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自分が冬樹にとって重荷になってしまう。そう思い詰めて無理矢理距離を置こうとする冬馬。しかも追いつめられたカレに追い打ちをかけるように、大学の先輩から遊びの誘いがあり…。

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誰もが一度は感じる心の距離。そんな物悲しい感情にフォーカスを当てて、2人の感情を丁寧に切りとった作品です。2人のすれ違うを見ていて、物理的距離はこんなにも近いのに…と一読者として思わず涙してしまいました。この後2人はどうなってしまうのか後編が楽しみになってしまいました。詳しい内容は本編でお楽しみ下さい♪

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タイトル 同じ世界を見ていた 上
ブランド itoshiki
価格(税込) 540円
発売日 2015年3月20日

 

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2015年03月30日 15時56分
カテゴリ: BL同人